産業振興室活動報告

４月８日
　（財）三重県産業支援センターが、地域課題を解決するビジネスに対して助成を行う「みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金」についての説明会を、尾鷲、熊野の２会場で行いました。



　今年度第１回の公募が始まったばかりのタイミングでもあり、コミュニティビジネスに関心を持つ個人、企業、NPO関係者など、合計３５名の参加がありました。

３月１１日
　第４回紀勢道整備に伴う地域活性化検討委員会が県尾鷲庁舎で開催されました。



　三重県南部の奥伊勢と東紀州地域は、平成25年度までの高規格幹線道路ネットワーク構築の期待が高まる一方で、それまでの限られた期間で広域的な観点からの観光振興や地域づくりを地域が一致団結して行うことが必要であり、平成18年11月には、県を含め地域の官民が一体となって「紀勢道整備に伴う地域活性化検討委員会」（事務局：東紀州観光まちづくり公社）が設立され、これまで紀勢道整備に伴う地域活性施策の検討が行われてきました。
　今回が最終で、紀勢道整備に伴う地域活性化検討委員会幹事会からの提言書案に基づき議論が行われました。

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３月１４日
　「マスコミを味方にして、あなたの事業を情報発信」をサブタイトルにした今回のセミナーでは、自社の事業活動や商品をＰＲするため、マスコミに記事としてとりあげてもらう「パブリシティ」の手法を学びました。
　講師には、元経済新聞記者の経歴を持つコンサルタント・ジャーナリストで、リミテッド株式会社代表の伊藤雄一郎氏をお招きし、広告とＰＲの違いや、記者の関心を集めるための情報提供の仕方などのお話をいただきました。また、参加者が実際にキャッチコピーを考える実習も行い、個別アドバイスをいただきました。
　東紀州の事業者やNPO関係者など約４０名の参加がありました。

３月６日
　東紀州管内の製造業者やIT事業者を対象として、平成２０年度の新商品・新技術開発にかかる支援制度の説明会を、熊野市と尾鷲市で開催しました。
　企業や行政関係者など約１０名が参加しました。
◆内容
（１）オンリーワン企業育成技術開発支援事業について
　　・（財）三重県産業支援センター　技術支援チーム
　http://www.miesc.or.jp/mitac/onlyone.htm
（２）産業廃棄物抑制等事業、及び地域産業活性化支援事業について
　　・東紀州観光まちづくり公社　産業振興室
（３）意見交換

２月２７日
熊野市で東紀州ECセミナーを開催しました。



ヤフー株式会社　ビジネスサービス本部　開発部部長の小澤富士男さんを講師にお招きし、「これから始めるネットショップ」と題した講演と質疑応答を行いました。
近年のネットビジネス動向について最新のデータを交えて解説をいただいたあと、参加者に対して、事業性のチェックや、ネットショップでの自社の魅力アピール方法について具体例をあげながら詳しく説明していただきました。
ネット業界最先端の話が聞ける貴重な機会とあって、初心者のほか、すでにネットショップを経営している人など東紀州地域内外から約４０名の参加がありました。
セミナー後は個別相談会も行いました。

２月１８日〜２０日
　大阪市天神橋筋商店街の天三おかげ館において、熊野市物産振興会主催のみえ熊野観光物産展が開催されました。


　天神橋界隈は、かつて多くの巡礼者たちが目指した熊野への参詣道（熊野街道）の起点であり、熊野にも縁のあるところです。
　物産展では、さんま寿司、めはり寿司、なれ寿司、干物、味噌、きじ肉、木工品、菓子類などを出品し、たくさんの方にご来場いただき大変好評でした。東紀州観光まちづくり公社からは、古道パネル展示や古道パンフレット配布、特産品や宿のご案内など東紀州地域のPRを行いました。

２月１２日
県尾鷲庁舎において東紀州ホスピタリティ・アップセミナーを開催しました。


昨年１１月の宿泊施設対象のセミナーに続くホスピタリティセミナーの第２弾として、株式会社リサージュの渡壁ほづみ氏に、「「もう一度東紀州に行きたい」と思わせる『おもてなし』のこつ」と題して講話をいただきました。

同氏は１月中旬に一般客として１７の道の駅や販売施設、観光案内所を利用しており、それぞれの施設の接遇に対する講評をいただきました。
東紀州地域の事業者など、３６名が受講しました。

1月26日（土）・27日（日）
第３回南三重ふれあいフェスタ

オアシス21（名古屋市）で「南三重ふれあいフェスタ」を開催し、南三重８市町やＪＡ三重南紀の出展ブ−スでは干物など水産加工品、郷土寿司、みかんなど特産品の展示・販売でＰＲを行いました。開場前から多くの人が詰めかけ、競って地域の産品を買い求めるなど、３回目を迎え徐々に中京圏での認知度が上がっている感があります。地元太鼓の勇壮な演奏に見入ったり、公社ブースで熊野古道のことを熱心に尋ねるお客様も多くありました。

12月25日
　第4回紀勢道整備に伴う地域活性化検討委員会幹事会を開催しました。


　第１部では、財団法人　日本交通公社　研究調査部長の梅川智也氏を招き、「観光振興による奥伊勢・東紀州の活性化」をテーマに基調講演が行われました。その中で観光を取り巻く現状や新たな動き、高速交通機関の整備と観光振興、奥伊勢・東紀州地域における観光振興の方向性など、今後の取組に大変参考になるお話をいただきました。
　第２部では、４つの分科会に分かれて、これまでの討議の結果を踏まえた最終のアウトプット及び今後の事業展開の素案について意見交換が行われました。

11月22日
第３回東紀州ブレークスルーセミナーを開催しました。

地域資源を活用し、地域の課題を解決するビジネスである「コミュニティビジネス」をテーマに、（財）三重県産業支援センターとの共催で実施しました。
約30名の参加があり、ビジネスコンサルタントである（有）ワイズの鈴木博氏の講演のほか、みえ地域コミュニティ応援ファンド助成事業の説明と個別相談会を実施しました。