千葉県袖ヶ浦市郷土博物館において、９月２９日（土）から１１月１１日（日）まで『房総と熊野』展が開催されます。
この企画展は開館２５周年記念特別展として開催されるもので、千葉県、和歌山県、三重県、東紀州観光まちづくり公社、三重県立熊野古道センターなどが後援いたします。

企画展の内容は
�〃�野への道
��熊野社領と熊野信仰の広がり
�７�野・神仏との出会い
�に質蹐紡�づく熊野
�シ�野入門
と５つの部門があります。
古くから紀州・熊野と房総は深い繋がりがあります。中世には紀州・熊野社の荘園・畔蒜荘（あびるのしょう）が袖ヶ浦市にありました。千葉県全体の熊野神社数でも国内では福島県についで多く、古来より熊野三山信仰が浸透した地域で、袖ヶ浦市内にも８社の熊野神社があります。またイワシ網漁法やサンマ漁法、醤油の醸造法、地名なども黒潮を通じて紀州から房総へと伝えられています。

千葉県袖ヶ浦市郷土博物館
千葉県袖ヶ浦市下新田1133(袖ヶ浦公園内)
TEL 0438-63-0811 FAX 0438-63-3693
(月曜休館。入館料一般500円)

国際熊野学会共催


記念シンポジウム 『房総と熊野をつなぐもの』


また、１０月２０日（土）には袖ヶ浦市民会館大ホールにて『房総と熊野をつなぐもの』をテーマに、『房総と熊野』展の記念シンポジウムが開催されます。
記念シンポジウムには熊野市から東紀州観光まちづくり公社・観光振興室長の三石学氏がパネリストとして参加するほか、三重県盛福寺の村主住職が「熊野観心十回曼荼羅図」の絵解きを行います。房総と熊野のあたらしい発見があると思いますので、ぜひ足をお運びください。
※11月３日（文化の日）には『上総・安房、熊野の足跡めぐり』バスツアーも実施されます。