おくまのＶｏｌ.３が発売されました

東紀州地域の歴史、伝統、文化、産業などを幅広く紹介し、大好評を頂いております「おくまの」の第３号が「おくまのＶｏｌ.３」としてこの度、発売されました。
すでに地元の書店様からは追加注文が入るなど、大好評となっております。

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今回は「夏」に焦点をあて、東紀州の大花火や虫おくりなどの伝統行事を巻頭特集としております。
また、特別企画として、「伊勢から熊野へ」と題し、伊勢を出発地とした現代の巡拝道中案内記を掲載しております。
熊野の「熊」は遠い奥まった所を差す「隈」でもあると言います。
遠い地である熊野の今を伝え、熊野古道伊勢路の魅力を引き立てる「おくまの」シリーズ。是非、お近くの書店等にてお求めください。

※当公社からも直接販売致しておりますが、送料と振り込み手数料が掛かります事をご了承ください。

＜定価＞　　　　９００円（税込）
＜発売日＞　　　平成２４年６月１１日
＜企画・編集＞　みえ熊野学研究会・中村元美
＜発行＞　　　　東紀州観光まちづくり公社
＜発売＞　　　　�螢�クターブ　


おくまのＶｏｌ.３ 執筆者

【みえ熊野学研究会運営委員】
委員長　小倉　肇　　副委員長　花尻　薫
運営委員　喜多　健 ・駒田　利治 ・七見　憲一 ・田中　稔昭・中田重顕
三石　学・向井　弘晏

【外部執筆者】
早稲田大学社会科学総合学術院　池田 雅之　教授
皇學館大学文学部教授　大島 信生　教授
エッセイスト　川口 祐二　氏



『 おくまの Vol.3 』目次

特集　熊野の夏
　海のネブタ熊野灘の闇を彩る花火と大燈籠〈紀北町〉
　熊野大花火大会と精霊供養〈熊野市〉
　世界遺産を機に復活丸山千枚田の虫おくり〈熊野市紀和町〉
　初夏の風物詩船津の虫送り行事〈紀北町〉
　流れ谷の火とぼし〈熊野市〉
　赤羽の扇踊り〈紀北町〉・井田のほうき踊り〈紀宝町〉
　子どもから大人まで胸さわぐおわせ港まつり〈尾鷲市〉

奥熊野まち散歩
　風待ち湊の風情漂う懐かしい港町〈紀北町海山区引本浦〉
　誇り高き風の吹く山あいの里へ〈御浜町尾呂志（川瀬・栗須・上野）〉

熊野を支える人々
　地域に愛され続ける味を守る三代目浜口圭志さん〈海産加工業・紀北町紀伊長島区長島〉
　親と子で伝統産業を後世に伝える仮谷紘義さん・憲司さん〈那智黒石・熊野市神川町〉

楯ケ崎〈熊野市甫母町〉

特別企画　伊勢から熊野へ　熊野古道伊勢路の新巡拝道中案内記　その1

ふるさとを味わう
　くき漬け　／　茶がゆ

森羅万象熊野の恵
　飛鳥神社の樹々〈尾鷲市曽根町〉　／　引作の大楠〈御浜町阿田和〉

熊野遺産　三戸の山座敷〈紀北町〉

「尾鷲、三木浦逍遥」エッセイスト　川口　祐二
「神武天皇の東征神話を読む『東征神話』は人生の旅に似ている」
　　　　　　　　　早稲田大学社会科学総合学術院教授　池田　雅之
「神代紀の熊野、紀伊国」皇學館大学文学部教授　大島　信生

語り継ぐ民話
　びんしょ取りさんを守った狼　／　鐘つり淵

特別企画　ものづくりの現場　座談会　東紀州の今を語る⑶