尾鷲市天満浦の天満荘で、地域の食文化を保存・継承しようと地元の人達がおこなっている、地産地消・食の拠点づくりイベント「おわせ食の博覧会〜嫁入りのご馳走(ごっつおう)〜」が行なわれているというのでちょと覗いてみることにしました。
 天満荘とは昔から地域の人に親しまれてきた築80年になる古民家で、どこにも引けを取らない庭園と、その庭から尾鷲港が一望できる景色が素敵なスポットです。

天満荘

天満荘室内

今回の料理を担当したのが、「天満をにぎやかなまちにしょうらい(しよう)」を合言葉に活動をしているNPO法人の天満浦百人会です。膳にのせられたご馳走は、煮物、焼きもの、酢のもの、刺身、吸い物、揚げもの、あずきご飯など70年ほど前の結婚式で出されたメニューでした。

お食事会

天満荘の桜

誰がお嫁さんになるのかなあ?仲人さんは誰かな?などと勝手に思いながらあちこと庭園を歩いていると。真冬なのに桜が咲いているのを発見しました。寒桜の一種なのかなと思いながら、会場を後にし、暖かい日でもあり、市街地の中井町まで足を伸ばしてみることにしました。

熊野街道中井町入口

熊野街道尾鷲市中井町

熊野古道馬越峠登り口に程近い旧熊野街道沿いにある、古道客休憩所“馬越屋”で揚げたての「高校コロッケ」を買い、ぶらぶらと隣の「元ナカセン薬局」店舗を覗いたところ、空き店舗だったところに商品が並んでいます。「ああ店舗の貸し出しが始まったのか。」と商品をきょろきょろ見回してみると、入り口付近で瓶詰めされた「辛みそ」発見しました。前に一度頂いて食べたたことがあり、温かいご飯にのっけて食べたりするとおいしく、焼肉、ラーメン、肉じゃが、鍋料理など隠し味で利用する方法があります。お友達にプレゼントするため少し購入しました。

店内1

店内2

この場所では市内の業社が試験販売する場として今後も貸し出されるそうで、今回のお店は、オーナー手作りのアクセサリーやマニュキュアをしている手袋なども置いてあり遊び感覚で楽しむことができました。
熊野古道馬越峠を歩かれた方は一度覗いてみては?(Y)


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