尾鷲の地域活性化をめざす事業の核として選ばれた海洋深層水。
　平成16〜17年度にかけて海洋深層水取水施設の「アクアステーション」を市内古江町に整備し、平成18年4月から本格取水を開始しました。市内名柄町（海洋深層水活用型工業団地）にある深層水ミネラルウォーター工場の尾鷲名水�鰍ﾉは、アクアステーションから海底送水管を3.5キロ敷設し、日量480トンの送水能力を確保しています。水産分野はもとより食品、飲料水、食塩、醸造、美容面や健康面などの広範囲に利用されています。漁業盛んなまちにあって、尾鷲栽培漁業センター、ハバノリ陸上養殖、漁船搭載、漁獲物一時保管、活魚運搬、水産加工など漁業関係者の活用が多く、また県外の会社にも利用が増え、東海圏で唯一の海洋深層水として注目されています。
　海洋深層水は環境破壊も健康被害もない、安心安全な水。いつまでも枯渇しない資源です。


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発行元：みえ尾鷲海洋深層水利用協議会